2019年秋季フォーラム

秋のフォーラムは、11月23日(土)勤労感謝の日に、ルーテル市ヶ谷センターにて開催致します。

テーマ 「『がんばるな』に隠された操体の秘密」


2019年11月23日(土)開場 9時30分
開会 10時  18時終了
(19時~21時は、一般社団法人日本操体指導者協会の会合となります)

ルーテル市ヶ谷センター 〒162-0842  東京都新宿区市谷砂土原町1-1

JRと東京メトロ市ヶ谷駅からの行き方

フォーラム参加費 10,000円
駒居先生セミナー、足趾の操法体験コーナーのみの参加 3,000円(13時~16時)

お申し込みフォーム

★申込み締め切り 11月19日(火)

注意事項
ビデオ、カメラ、携帯電話等の写真・動画撮影はご遠慮願います。
昼食は各自でご用意下さい(近場にコンビニ、 レストランがございます)
昼休憩時間は、実行委員打ち合わせのため、会場を一旦締め切ります。
15分前に再度開場いたします。
昼休憩後、記念撮影を行いますので12時45分に会場にお戻り下さい。

 

主催:東京操体フォーラム実行委員会、操体法東京研究会
協力:一般社団法人日本操体指導者協会

○お問い合わせ先

forum@tokyo-sotai.com
東京操体フォーラム事務局 https://www.tokyo-sotai.com/

 

お申し込みフォーム

今回のテーマは「想(精神活動)」をメインに、「『がんばるな』に隠された操体の秘密」です。

何故、手技療法の一つだと思われている「操体」が「想(精神活動)を語るのでしょうか。
それは、操体では「息食動想」という、他者には代わってもらえない、自己責任で行う必要がある生活の営みのバランスに注目しているからです。
世の中には、呼吸の専門家、食養の専門家、身体の専門家、心の専門家がいますが、操体はそれらをまとめて全部面倒みましょう、という「学問」なのです。なので、我々は「想(精神活動)」も重要視しているのです。「病は気から」という言葉があります。心身症という言葉もあります。


「がんばらなくても、いいんだよ」というと「え?がんばらなきゃダメなんじゃないんですか」と言われます。
これは、浄土真宗の親鸞上人の「*悪人正機説」でも言われることですが、操体ではなにも「だらしなくていい」とか「だらけててもいい」というわけではありません。

 

*「悪人正機」といえば浄土真宗の教え、浄土真宗の教えといえば「悪人正機」と言われます。この「悪人正機」を誤解して、
「悪をするほど助かる」まではいかなくとも、「善をする必要はない」と思っている人があります。「悪人正機」は、果たしてそんな意味なのでしょうか。
こんな誤解をして、善いことをする意欲がなくなってしまったり、兵器で悪いことをするようになってしまったら、誤解した人が破滅への道をたどってしまいます。https://xn--udsw7h21snjj.jp/jodo06.html

 

操体には「バルの戒め」と呼ばれるものがあります。
それは「頑張るな」「威張るな」「欲張るな」「縛るな」ということです。
日本人は元々「頑張る」という言葉が好きですが、操体法の創始者、橋本敬三医師は「救いと報い」という観点で、「がんばらなくても救われる」という事を解いています。

救いと報い
人間の設計にミスはない、と私は信じているが、これは又、私たちはもともと救われているんだ、初めから救われているんだ、ということでもあります。
宗教家の中にはね、がんばれ、がんばれ、そうして悟ればお前は救われるんだと、あたかもがんばらなければ救われないかのように言う人がいるが、そんなことはないですよ。
悪人であろうが、怠け者であろうが、みな救われているんです。(生体の歪みを正す 橋本敬三論想集より)

 

 

今回は、東京操体フォーラム相談役、株式会社ユナイテッド代表取締役 心理カウンセラー、ヒプノセラピストの駒居義基先生を講師に迎え、心の問題と操体についての特別セミナーを開催致します。
なお、今回は、駒居先生のセミナーのみの参加枠(と、足趾の操法体験コーナー)も用意しております。

 

日時 2019年11月23日(土)10時~18時
(19時より一般社団法人日本操体指導者協会の会合となります)

駒居義基先生セミナー 13時~14時半  足趾の操法体験コーナー 15時~16時
ルーテル市ヶ谷センター
〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1-1

フォーラム参加費 10,000円
駒居先生セミナー、足趾の操法体験コーナーのみの参加 3,000円(13時~16時)

お申し込みフォーム

★申込み締め切り 11月19日(火)

注意事項
ビデオ、カメラ、携帯電話等の写真・動画撮影はご遠慮願います。
昼食は各自でご用意下さい(近場にコンビニ、 レストランがございます)
昼休憩時間は、実行委員打ち合わせのため、会場を一旦締め切ります。
15分前に再度開場いたします。
昼休憩後、記念撮影を行いますので12時45分に会場にお戻り下さい。

主催:東京操体フォーラム実行委員会、操体法東京研究会
協力:一般社団法人日本操体指導者協会

★なお、お客様都合によるお申込み後のキャンセルおよび返金はお受けしておりません。予めご了承ください。

○お問い合わせ先

forum@tokyo-sotai.com
東京操体フォーラム事務局 https://www.tokyo-sotai.com/

プログラム(予定)

09時45分 開場
10時-10時15分 開会挨拶と注意事項 (三浦寛幸、瀧澤一寛)

10時15分-12時15分
◆ 東京操体フォーラム実行委員タスクフォース(瀧澤一寛、寺本雅一、香、三浦寛幸)
三浦寛による発表・実技指導
『がんばるな』に隠された操体の秘密

12時15分-13時昼休憩(12時50分から記念撮影)

13時-14時30分
◆セミナー 「心理臨床と占い、操体の交差点」
講師 駒居義基
東京操体フォーラム相談役、株式会社ユナイテッド代表取締役 心理カウンセラー、ヒプノセラピスト

操体そのものについては門外漢の私から見る操体とは「人の自然治癒力を最大限に高める伝統療法」という認識です。
この「自然治癒力」は心理カウンセラーである私が普段から意識している事であって、心理臨床の現場において、いかにクライアントの自然治癒力を高めて、心身的な問題を解決するかというのは、非常に大きなテーマです。
心理臨床の現場から言うと、心理的精神的な問題が「身体的なアプローチ」によって緩和され寛解する事は、よく知られており、また新たな技法も常に研究されてます。
ゲシュタルト療法はその嚆矢なのですが、その他にも様々な技法があり、それぞれが身体感覚を用いたアプローチを行っています。
また、一方で私は占い師でもあります。
占いというスピリチュアルなものは一見怪しそうに見えますが、しかし占いの本質は「よりよく生きる事」にあります。
では、心理臨床と占い、操体とが交差する領域はあるのでしょうか?
占いをはじめとするスピリチュアル、心理臨床、そして操体は、ある1点で交わります。
その交わりから、それぞれの本質を皆様と共有したいと思います。

14時30分-14時45分 休憩

14時45分-15時45分
◆足趾の操法 畠山裕美

15時45分-16時 休憩

16時-17時
岡村郁生(東京操体フォーラム)
「触れること、受け入れること、納得することの想い」
原始的なヒトと進化したヒトの言葉、我々の世界は本当に三次元なのか?
『今生かされている処は極楽だということ』
この創始者の言葉に貫通する学問を、 頑張らないで、紐解いてみたい

17時-18時
◆半蔵(東京操体フォーラム)
病気になった責任は自分自身にあるのだが、多くの場合その自覚を欠いている。
その原因の1つは、想念の使い方の誤りによる。
操体では、出来るだけ直接的にからだに問い掛けるために、操者と患者・からだ、という捉え方をする。
この事について、すこし掘り下げて考えてみたい。
人間とは、愛しく、切なく、やっかいなものである。