岡村郁生(操快堂)

「万病」といえば「妙療法」ですが、今回は「風邪は万病の元」と言われてきた、健康についてのウソホントを、感染症予防の観点からまとめてみたいと思います。

半蔵

人生90年、100年時代と言われています。
60歳(65歳)で定年を迎えても、そこから30年を生きなければなりません。
余生ではありません。
現役人生です。

「人生とは何か」、「生きるとは何か」~その解答は、それを一生かけて追究することです。

石田哲也

私自身、からだが不調になったことで操体を知ることとなり、操体を学ぶきっかけになりました。

その経験談を今回のフォーラムで少しでもお話できたらいいと思います。

皆様の参考になれば幸いです。

タスクフォース 三浦寛幸

「わたしにとっての健康、からだにとっての健康」

操体は健康維持増進医学として現在に至るまで様々なことが進化してきた。

その過程の中で私達は常に「からだからのメッセージ」を大事にし、この学びに応用してきた。

今まで自分達が捉えてきたことも、からだからみればその捉え方も大きく変化する。

健康もその観点から見直していくとまた新たな気付きと発見がある。

今回のフォーラムではタスクメンバーと共にからだの世界から見えてくる健康について語っていきたい。

三浦寛(人体構造運動力学研究所)

今回のメインテーマ「健康寿命につながる健康学」は、三浦が提案いたしました。健康寿命につながる健康学、それが操体です。操体の新たな可能性と切り口をご紹介いたします。

畠山裕美(TEI-ZAN操体医科学研究所)

「寿命」は伸びたものの、「健康寿命」は果たしてどうなのか。
それを本気で考える時期がやってきました。操体は、昔から「病気になったら治す」のではなく「病気になる前に、対処する」という「未病医学」をうたってきました。
今回は「健康寿命」という観点から、健康と操体の関係に踏み込んでみたいと思います。

友松誠 (からだバランス調整院)

「何をもって健康なのか?」

橋本敬三先生は「健康社会建設の具体策を」と題して、昭和46年頃に以下のようなことを書いています。

生体は環境と最小限自ら営む呼吸、飲食、身体運動、精神活動の間で、互いに相関現象を自然現象の枠の中で、適応させるべく展開しているのだから、健康社会の建設をめざすならば、これらのことを究明して、「健康学」を樹立しなければならない。

「健康社会建設の具体策を」と題して、昭和46年頃

健康に対する認識のしかたや理想は、人それぞれでしょう。

それで良いと思いますが、個々の考え方の基には生体の健康、からだの健康という観念は必須となります。

からだあっての物種ですから。

その基の健康を正していく事で、生き方が変わり、運命も好転していく。

その先にあるのが、健康長寿であり健康寿命の伸びという事なのです。

健康産業によってもたらされる基のない健康法ではなく、自らのからだと向き合って基から正していく健康学こそ、今必要なのだと思います。

タスクフォース 瀧澤一寛 (てまり堂)

「わたしにとっての健康、からだにとっての健康」

「わたし」の前に「からだ」がある。

操体は、より「からだ」の立場から健康を捉えるようになってきました。

そのような観点に立つと、「からだ」を軸にした健康の全体像が浮かび上がってきます。

今回はタスクのメンバーと共に、これからの健康について考えていきたいとおもいます。

寺本雅一

健康に関する情報は、目に入るところに無数に溢れていますが、そのなかに、「からだ」がよろこぶ情報はどのくらいあるのでしょうか。

操体はからだにとっての健康と向き合っている学問です。

今回のフォーラムも大きなテーマを扱っていますが、
からだとわたしと健康についての眼差しをタスクの面々とともにかんがえてみたいと思います。