三浦寛

ルーテル教会の会場には十字架が立っている。私には真理が真理の力で立てる力になっている。

岡村郁生

操体を丸ごと考えたとき。
鉱脈を辿ってくるようなものがある。
生命を通して観察しているものがある。
調和しているものがある。
現象として現れている姿がある。
そのつながりが、空間を通して、どこへ消えていくのか。
一番気持ちが良いところへ帰っていく。
そのような学びの姿が、からだを通して伝わってくる久しぶりの会場にて、共有できる現象を愉しみにしています」

岡村郁生 操快堂 神奈川県藤沢市(師範代)

畠山裕美

久しぶりにルーテル市ヶ谷に戻ってきました。
2020年4月、春のフォーラム直前で、緊急事態宣言下となりました。他の実行委員は、皆かなりナーバスになっており、フォーラムの開催をどうするか、三浦先生と協議開催はどうするか考えました。、私は数年前から大学の研究会の会議運営にも携わっており、ネットでの会議や研究会にも慣れていたので、zoomでの開催を決意し、2020年4月29日のフォーラムはオンライン開催となりました。
それから2023年春のフォーラムまでオンラインでの開催が続きましたが、今回、やっとオンサイトでの開催に復帰できることになりました。
オンラインの開催は確かに便利です。運営も簡単ではあります。
しかし、やはり実際に集まり、参加者の呼吸や空気を感じながら、行うフォーラムは格別です。皆様にお会いできることを、心よりたのしみにしております。

畠山裕美 TEI-ZAN操体医科学研究所 東京都江戸川区(師範代)

友松誠

今回の秋季東京操体フォーラムのテーマは、「操体まるごと体験」となります。

操体の創始者である橋本敬三先生は医師でしたが、現代医学の枠にとらわれることなく、様々な民間療法や宗教にも学び、身心の不調に苦しむ人たちを何とかしてあげたいと願う一人の人間でもありました。
単に症状、疾患を治すだけでなく、人間として生きる限り、健康で快適に満足して十分に生きたいという共通の願いを叶えてあげたい。
それには治療医学だけでは不十分であり、未病医学も含め総括的な真の健康学こそが必要となる。
真の健康学とは、未病につうじることは勿論、治療として応用しても高い効果が得られるものでなければならない。
何事にもつうじる健康学。学とつくからには、学びを深めていくほど応用範囲はひろがり、人々の健康への貢献も大きくなるという事。
今回は「操体まるごと体験」というテーマのとおり、様々な観点から操体を掘り起こし、世間一般的観点とは違えど自然の理からしたら「そうなっているんだ」という体験をしていただく事を旨としております。
今回の体験をとおして、操体を学んでみたいという人の輪が広がれば幸いです。

友松誠 からだバランス調整院 群馬県甘楽郡甘楽町

瀧澤一寛

まるごと操体にふれるとき。

それまでとは違った見方、捉え方、考え方と出会うことがあります。

健康学に基づく操体では、目の前で起こっている現象だけではなく、それを支えてくれているものをも「からだからのメッセージ」として受け取っていくからです。

これまで、自身のからだや健康にあまり意識が向かなかった方にはより身近なものとして、また、今まで何らかの形で取り組んでこられた方にはこのような生かし方もあるんだ、と感じていただけましたら幸いです。

今回は久しぶりに会場での開催となります。

からだに伝わる場を、ご参加くださる皆様と共に愉しみたいとおもいます。

タスクチーム
瀧澤一寛 てまり堂 岩手県久慈市

寺本雅一

今回は数年ぶりのルーテル市ヶ谷センターでの開催です。参加者の方と空間を共有してフォーラムを実施できることをありがたく感じています。


寺本雅一

三浦寛幸

今回のフォーラムは久しぶりにルーテル市ヶ谷で開催されます。
ここ数年の間のフォーラムではお見せすることが出来なかった「からだから学んできたこと」を実技を中心に一つの形にしていければと思っております。
健康維持増進に繋がるヒント、そしてそれを臨床に応用していくために必要なことが操体の学びにはあります。
参加者ひとりひとりがからだとの良いお付き合いをしていくために必要なことを一つでも多く持って帰ってもらい、からだの悦びに繋がって頂ければ幸いです。
三浦寛幸

半蔵


創始者、橋本敬三先生は「操体は一生学んでも飽きないものだ」と仰っています。
そのとおりだと思います。
今回のフォーラムでも、新たな魅力が発見されることと思います。
是非ご一緒に。

半蔵