発表者よりひとこと(2018春季)
2018年2月5日更新
三浦寛(みうら ひろし)
東京操体フォーラム理事長
人体構造運動力学研究所
「へその緒の操体医学」
岡村郁生(おかむら いくお)
東京操体フォーラム実行委員 賢人組
操快堂
「膝元連動とスポーツ障害」
副題 「見えていない真実とは?」
どのようなスポーツにも、立つ・歩く・走るということにつながる基本があります。
今回は「からだ」の土台を改めて見直すことで、様々なスポーツ障害の問題を解決するヒントをお伝えします。
日下和夫(くさか かずお)
東京操体フォーラム実行委員 賢人組
北六甲操体院 サイコセラピー研究所
「日常の動作こそ自然な動きの基本」
動く生物である人間にとって最も純粋な幸福感は、からだを通して感じることです。
それには、からだが動いているのを感じることが必要です。
からだはまず、姿勢があり、四肢や腰の動きがそれに続きます。
そんな動きを完成させているのは、からだの 「重心」 が 「移動」 するという根本法則によるものです。
こういったからだの重心のしくみをしっかり理解することは、動きと感覚を進化させるきっかけになります。
すなわち、重心は人間の最も基本的な生きがいにつながるものです。
友松誠(ともまつ まこと)
東京操体フォーラム実行委員 巧者組
からだバランス調整院
「局所的よりソウタイ的に」
今回のテーマであるスポーツ障害というと、特定の部位に突発的に力が加わる事で起こる外傷性のものや、繰り返し力が加わる事での軟部組織の損傷という局所の障害が考えられます。
障害の原因としては、スポーツによる使い過ぎ(オーバーユース)がよく挙げられますが、からだの使い方も大いに関係していると思われます。自然法則に則ったからだの使い方。それを識る事で、からだの局所負担を減らす。
また、そうすることで、突発的な外傷も防げると思います。
局所的よりソウタイ(総体、操体)的に、からだの動きからみた原因の捉え方、診立て方を紐解いていきたいと思います。
瀧澤一寛(たきさわ かずひろ)
東京操体フォーラム 副実行委員長 タスクフォースリーダー
てまり堂
様々な身体論やトレーニング方法がありますが、操体は健康維持増進の見地に立って「からだの動き」を展開しています。
その萌芽はものごころつく前の乳幼児の頃からすでに見受けられます。
操体における「からだの動き」を学習するとはどういうことなのか。
ものごころつく前の記憶を辿りながら理解を深めていきたいと思います。
タスクフォースチーム
「スポーツ障害とひかがみ(仮)」