2016年秋季フォーラム
2016年10月16日更新 発表者 三浦寛、日下和夫、岡村郁生、半蔵からのコメントを追加しました。
テーマ
「膝」と進化した操体
日時:2016年11月23日(水)勤労感謝の日
9時開場、9時半開始、17時終了予定
場所:ルーテル市ヶ谷センター
〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町1-1
詳しい道順はこちらをご覧下さい
参加費用:10,000円
懇親会: 5000円
事前申し込みは11月20日(日)まで。
★当日の受付はございません。事前にご登録をお願いいたします。
A.フォーラム(10,000円)と懇親会(5,000円)
B.フォーラムのみ(10,000円)
2016年秋季東京操体フォーラムのテーマは
「膝」と進化した操体 です。
操体には、もともと症状疾患にとらわれないという特徴があります。
つまり「腰痛に効く操体」とか「膝の痛みに効く操体」というものは本来存在しません。
これは、操体が「ボディの歪みを正すことにより、二次的に症状疾患を解消する」というところからきています。
しかし、2016年の秋のフォーラムは、敢えて「膝」というテーマを選びました。
「膝」のトラブルに悩む方は多く、「膝」に対するアプローチに悩む治療家、臨床家も多いのが事実です。
また、もう一つは「進化した操体」というテーマを取り上げました。
対になった二つの動きを比較対照し、楽な方へ、瞬間急速脱力に導く、第一分析。
一つ一つの動きに、快適感覚の有無を問いかける、第二分析。
刺激にならない皮膚へのアプローチ(渦状波®)による、第三分析。
息診、息法により、触れない臨床を可能にした、第四分析。
その先、操体は、更に進化しました。
皆様のお越しを、フォーラム実行委員一同お待ちしております。
会場:ルーテル市ヶ谷センター会議室
〒162-0842東京都新宿区市谷砂土原町 1-1
(宿泊施設併設。宿泊のご予約等は各自でお願い致します)
詳しい場所はこちらをご覧下さい
- ビデオ、カメラ、携帯電話等での写真・ 動画撮影はご遠慮願います。
- 小学生以下のお子様のご出席はご遠慮下さい。
- 昼食は各自でご用意下さい(近場にコンビニ、 レストランがございます)
- 昼休憩時間は、実行委員打ち合わせのため、 会場を一旦締め切ります。
- 12 時30分から、再度開場致します。 ご協力よろしくお願い致します。
- 昼休憩後、記念撮影を行いますので12時50分までに会場に戻 られるよう、ご協力よろしくお願い致します。
プログラム(予定)
【午前の部】
◆開会挨拶兼注意事項 実行委員紹介 09:30~09:40 畠山裕美(フォーラム理事)
◆講義 「進化した操体1」 09:40~10:25 三浦寛(フォーラム理事長)
発表者から一言
- 進化しつづける操体法とは、
コトバにできない感覚を感性でとらえたもの、こと 、なりの
プロセスを言動化していく創造性である。
感覚や感性とは、いのちのヒビキである。
そのヒビキとは、生命感覚とも生命記憶とも言う。
つまり、身体(からだ)の無意識に気づくこと、
気づきをもつこと。
からだの無意識がある。
この無意識を、己の意識でコントロールすると、
こわれてくる、なぜなら人間の生き方が間違っているからである。
◆講義 「運動学と経絡経穴学から見た膝」10:25~11:10 半蔵(フォーラム実行委員 賢人組)
発表者から一言
1)「操体とは静かな呼吸を通して快を味わうこと」と、かつて橋本敬三は述べた。
操体は、感覚が命である。その時、からだ はどう動いていたのか。足関節の背屈の動きを通して解析してみたいと思います。
2)変形性膝関節症の発症メカニズムについて、大まかな流れを述べてみたいと思います。
◆休憩 11:10~11:20
◆講義 「お膝元を知る 〜膝元連動(ひざもとれんどう)〜」 11:20~12:05 岡村郁生(フォーラム実行委員 賢人組)
発表者から一言
連動を学び、人間は足を土台にして歩みゆく。
連動を学ばぬ人間の足の歪みは、全身の歪みをつくる。連動の基礎、お膝元とは、自分自身の身に近いところ。
膝下(しっか)の安定感は、連動を膝窩(しつか)に響かせる。
重力に波動する「ヒカガミ」からのメッセージ。
故に、ダイナミックに動的平衡する生命現象なのだ。
◆昼休憩 12:05~13:00(12時55分より写真撮影)
【午後の部】
◆足趾の操法 13:00~13:50
◆休憩 13:50~14:00
◆講義 「ヒーラーとヒーリング」 14:00~14:45 日下和夫(フォーラム実行委員 賢人組)
発表者から一言
手技療法の現場では、より専門的な知識や技術の習得によってさらに高い治療技術の向上を求めるセラピストは多くいます。
そんな中で手技テクニックからは一線を画して、メンタルな見方をすることで肉体のヒーリングプロセスを大きく加速させることができます。
そのようなヒーリングを活用するためには「感じとる」ことを学ぶ必要があります。
その「感じとる」ことをメインにして、セラピストからヒーラーへの道を示したいと思っています。
◆休憩 14:45~15:00
◆講義 「進化した操体2」 15:00~16:30 三浦寛
◆閉会 16:30
主催:東京操体フォーラム実行委員会、操体法東京研究会
お問い合わせはforum@tokyo-sotai.com または
TEL:03-3675-8108(TEI-ZAN操体医科学研 究所内)までどうぞ